わたしのLGBT〜Xジェンダー編〜

セクシュアルマイノリティ、通称LGBTのまことのXジェンダーを探す旅

Xジェンダーの定義

そもそもわたしが、Xジェンダーというカテゴリーに当てはまるのかはまらないのか?という疑問からはじまった、このXジェンダーを探す旅ブログ。

様々なXジェンダーの方の記事を読んで思ったのは、Xジェンダーとは果てしなく広義であるということだった。

これがXジェンダーだ!!

などという事ではなく、ちょっと乱暴な言い方をすれば、XとはMTFでもなくFTMでもないひと達のこと?

なぜなら、MTFFTMと断言する以上は、その自認は女性であり男性であるだろうから。

もちろん、身体も自認も女性であり男性であるシスジェンダーなら、それもまたXではない。

しかし自認とは、どうやら揺らぎとともに変わっていく可能性のあるもののようだ。

昔はこうだったけど、今はそうではない。

という人をたまに見かける。

そうなると、途端にXジェンダーに変わるMTFFTMもいる。そしてシスジェンダーも。

もう全員Xジェンダーでいいのじゃなかろうか?とさえ思う。

つまりそのくらい、Xジェンダーという定義はあってないようなものみたいだ。

Xジェンダーとは、自認が男性と女性どちらか一方のみを選べないひと達が逃げ込める唯一のシェルターみたいなもの。

だから、Xジェンダーは多様であり、自由であり、誰に咎められることもなく安心していられるアイデンティティといえるとわたしは思う。

今回のXジェンダー談議で得られた感想は、「Xジェンダーには定義がない」。このひとことに尽きる。

長い時間、わたしのわがままに快く耳を傾けてくれた友人に心から感謝申し上げる。